烏骨鶏の特徴
烏骨鶏の烏とはカラスのことで、カラスのように黒い骨をしているニワトリとい
う意味です。
烏骨鶏は骨(特に骨膜)だけでなく、皮膚や体内の多くの臓器、筋肉にメラニン
色素が沈着し、黒紫色を呈します。
このメラニン色素の沈着は孵卵後、5日後にはすでに明瞭に認められ、メラニン
色素を合成する細胞(メラノサイト)が本来存在する場所以外の場所に 輸送さ
れ、増殖します。
烏骨鶏はこのメラニン色素の沈着以外にも、羽毛が絹糸状になるため、英語では
Silky Fowlと呼ばれています。
さらに、足の指が普通の鶏よりも多い5,6本あること、耳が青緑色を呈している
こと、など、普通の鶏にはない特徴を多く示します。
中国では「烏骨鶏十則」として、10の特徴をあげているようです。
羽色は通常、白色ですが、黒色のものも散見されます。
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