佐賀大学農学部生物生産学科 畜産学実験実習 講義テキスト  科目ホームページ

トランスフォーメーション

大腸菌にプラスミドベクターなどを導入することを形質転換(トランスフォーメーション)と呼びます。 大腸菌は通常、プラスミドなどに侵入されないように細胞膜で被われています。 トランスフォーメーションをさせるには、大腸菌をプラスミドが侵入できるように処理する必要があります。 このような処理をした大腸菌をコンピテントセルと呼びます。

コンピテントセルには、化学的に処理したケミカルコンピテントセルと、 電気ショックによってトランスフォーメーションさせるエレクトロコンピテントセルがあります。

通常のTAクローニングではケミカルコンピテントセルで十分ですが、 ライブラリの作成時や高い形質転換効率が必要な場合にはエレクトロコンピテントセルを用います。

今回はエレクトロコンピテントセルを用いたエレクトロポレーションを行います。

実験手順

注意事項

最終更新年月日 2004年1月5日

佐賀大学 農学部 動物生産学分野 和田研究室

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