佐賀大学農学部生物生産学科 畜産学実験実習 講義テキスト  科目ホームページ

PCR

2つのプライマーではさまれたDNAを特異的に増幅する技術がPCRです。 PCRはゲノム解析、遺伝子解析で使用されるのはもちろん、細菌やウイルスの種類を判定したり、 食品に含まれる遺伝子組み換え穀物の検査など幅広く利用され ています。 今回は、サブクローニングクローンのインサート長を判定するために、 インサートの両側にあるM13-M4とT7をプライマーとしてPCRでインサート部分を増幅します。 PCR酵素としてはExTaq Hot start version(TAKARA)を使用します。 PCR用プレミックス(ExTaqHS 0.125マイクロ、バッファー2.5マイクロ、dNTP2マイクロ、精製水15マイクロ)を予め準備しています。

試薬の調整とPCR

最終更新年月日 2004年7月8日

佐賀大学 農学部 動物生産学分野 和田研究室

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