佐賀大学農学部応用生物科学科 動物遺伝育種学 講義テキスト 科目ホームページ
動物遺伝育種学とは
多種多様な家畜の品種
牛、豚、鶏などの家畜家禽や犬、猫などのペットには多種多様な品種が存在しています。
動物遺伝育種学の問題意識
- どのようにして多種多様な品種を作出することができたのか?
- どうすれば、もっと効率的に育種改良することができるのか?
- 今までにない有用な品種や系統を作るにはどうすれば良いのか?
- 動物遺伝育種学で得られた知識を他の分野に生かすことができないか?
現在の日本の畜産業が置かれている状況
- 輸入畜産物との価格競争
- 飽食の時代 ?> 消費者の味指向
- 健康ブーム
- 口蹄疫、プリオン病、O157
- 失われた10年 ?> 不況による消費停滞
動物遺伝育種学のバックグラウンド
- 遺伝子工学、分子生物学
- ゲノム情報学
- 集団遺伝学
- (ベイズ)統計学
- 情報工学、知識工学
参考図書
東條英昭 ・佐々木義之 ・国枝哲夫 編、「応用動物遺伝学」、朝倉書店
佐々木義之 著、「動物の遺伝と育種」、朝倉書店
A.ローラー著、「分子生物学入門」、培風館
最終更新年月日 2009年7月21日
動物資源開発学研究室ホームページ
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