佐賀大学農学部 応用生物科学科 動物資源開発学分野 和田研究室

動物資源開発学 -畜産の未来を探る-

種畜評価とわが国の家畜育種体制

遺伝と環境

家畜育種の基本手法

乳牛における育種体制

わが国では、現場後代検定成績にもとづく、変量回帰検定日モデルBLUP法を用いて泌乳形質の遺伝能力評価を行っている。

この評価値(育種価推定値)をもとに種畜の選抜をおこなっている。

牛群検定(現場後代検定)

全国規模の変量回帰検定日モデルBLUP法(泌乳形質)による種畜の遺伝能力評価

後代検定事業による種雄牛の作出

わが国で作出された種雄牛はインターブルにおいて米国に次ぐ高い評価を受けていますプレスリリース

肉牛における育種体制

豚における育種体制

コマーシャルベースでは交雑利用(LWD)が主流

LWD豚のシェア90%以上

商系と官系(農林水産省、家畜改良センター、全農、各道県試験場)で別個に系統造成

一部で「薩摩の黒豚」、「中ヨークシャー」、「TOKYO X」などの銘柄豚が利用されている

鶏の育種

海外の種鶏業者主体の育種

地域起こしとしての在来鶏の利用(比内鶏、軍鶏、烏骨鶏)


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動物遺伝育種学 種畜の遺伝能力評価


最終更新年月日 2011年11月28日

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